夢・遊び・感動 BANDAI NAMCO Group

バンダイナムコゲームス公式サイト>会社情報>様々な事業への取り組み>新技術研究「フラクショナル・ビュー方式立体視」
『喫茶ア・ソビーナの日常』番外編
フラクショナル・ビュー方式立体視(FV方式)の巻


今回、ナムコでは新しい立体視の方法であるフラクショナル・ビュー方式立体視(以下、FV方式)を開発しました。FV方式により、普通の液晶に市販のレンズをのせてソフトウェアを調整するだけで、高品質な立体視が可能となります。今回は、なんと喫茶ア・ソビーナの2人が開発者の石井さんにインタビュー。どんなお話が聞けるかな??

画面写真
今日は、アソケン(人類遊び研究所)で立体視の研究をしている石井博士に来てもらうことになっているのでスケ!


ぴ〜ひょろろ〜♪(笛の音)、お待たせいたした。拙者が石井でござそうろ。
変な博士ね〜。とんちきとキャラかぶってんじゃないの。

ワタクシよりも時代がかってるですのスケ。


わはは。なんといっても拙者は「昭和」生まれでござるからな。
ワタクシは「平成」生まれですのスケ。さすが昭和時代、古風なお言葉ですのスケ!

納得してんじゃないわよ!!

立体視って目を寄せて見るアレ?見えるようになるまでなかなか難しいのよねー。


目を寄せたり離したりする必要はござらぬ。
じゃ、赤青メガネかけて飛び出させるヤツのこと?

偏光レンズっていう赤青じゃないメガネや、専用のディスプレイでメガネなしで立体的に見せる装置もあるのスケ!

ふーん、今回はどれなの?


どれでもござらぬ。普段使っている液晶ディスプレイにレンチキュラレンズを乗せるだけで立体に見えるのでござる。
ハレンチキラーレンズ?

レンチキュラレンズ!表面にかまぼこ型のデコボコがあるレンズのことでスケ。


おかしのオマケで、方向によって違うものが見えるシールがあるが、それなどに使われておるのう。
レンチキュラレンズ
レンチキュラレンズを NOURS46号の上に置いてみると‥‥
おかしのオマケとうちにあるパソコンだけで見えちゃうってこと?本当にそれだけでいいの?


液晶などのフラットパネルタイプのディスプレイなら大丈夫でござる。コンピュータも普通のパソコンでいいし、レンチキュラレンズも従来のように専用のものを設計する必要はなく、普通に販売されているもので構わぬ。
なんでそんなに簡単に出来ちゃうの?


実は、ソフトウェア側に秘密があるのでござる。
教えて欲しいですのスケ!


実際の物体
実際の物体(左図のりんご)は、あらゆる位置であらゆる方向に光を反射しているのでござる。FV方式(右図)では、多くの位置と方向について、この光線を再現できる故、立体に見えるのでござる。

FV方式
良く分かんないけど、そんなにうまく行くのかしらね。


拙者も良く分からなかったが、試してみたらうまく行ったので良いではござらぬか。※詳しく知りたい方はプレスリリース(2004/10/28)をご覧ください。
では、今回の方式の特長について、ご説明をお願いしますのスケ。


まず、先ほど申し上げたように、既にあるもので手軽に出来てしまうことでござる。次に、見え方についてであるが、現存する立体視方式の中ではかなり眼に優しいものと思うでござそうろ。
レンズを載せる前の画像
→
載せた後の画像
レンズを載せる前の画像(左)と載せた後の画像(右)。レンズを載せると立体的でゆがみなく見えるようになります。
目に優しいのは助かるわ。地球に優しく目にも優しい立体視なのね。で、どのくらい飛び出てくるわけ?


現状では±2cmくらいで、それ以上になるとぼやけてしまうでござる。ディスプレイの解像度が上がればもっと飛び出させられるのでござるが。
ディスプレイいっぱいに飛び出させることは出来るのスケ?


研究中でござるが、現状では15cm四方くらいでござって、ディスプレイの一部にレンズを貼り付けて見ることが出来るでござる。